2011/04/05

2つほど動きがあったので書いてみます。

1.東北犬猫レスキューでの「救援依頼」
東北地震犬猫レスキュー
この簡易ブログも登録させていただいているサイトで、岩手、宮城、福島、その他地域と実際に支援を依頼している方がおられたらその情報も見ることができるサイトです。
県別に「救援依頼」を見ることができます。

ボランティア登録はしたのですが、具体的なお話に接することがなかったので直接希望を出してみました。
というのも、このサイトで、「飼い主さんからの依頼」を見ることができたからです。

まだ数は少ないのですが、徐々に「この子を見かけたら教えてください」や「今は家族のことで手一杯だから、一時預かりお願いします」といった依頼も出てきている。
実際の保護先である人達とは直接やりとりはできなかったが、まずはこのサイトで一時預けを希望している案件を発見!
すぐに登録した。

そして、今朝その団体の方から連絡があった。
「飼い主さんの家の手配のめどが立ったので、一時預けはしなくて済みそうです」との連絡が。

いやー、よかった!
まだまだ大変な状況だとは思うが、ご家族と一緒にいるのが一番!

また別の案件でお手伝いできたら・・と思った次第です。


2.新たなボランティア募集
Rencontrer Mignon

大学時代にフランス語やってたわりにはすぐにこの言葉の意味が分からず・・。
可愛い出会い・・というようなお名前のサイト。(まちがってたらごめんなさい・・)

犬・猫ともに一時預かりを専門とした保護活動をしてくれるボランティアさんを募集中とのこと。
私も登録しました。
保護のための講習のようなものがあるようですが、いつ開催されるかはまだ来ていません。
これも詳細今後書いていきたいと思います。

●所感
私も大好きな くるねこ大和 さんはいち早く被災猫ちゃんの保護ができていたが、それ以外の方はどれだけ意思表示していてどれだけできているのだろう?
実際、私もやってみてまだまだわからないことが多すぎる・・。
また、ペットたちがいるから、原発の避難区域にも関わらずおうちに一緒にいる方もおられるとのこと・・。
その方達のためにも一時的離れてしまうかもしれないが、お手伝いできたらいいなぁ・・。


今夜は、ダイビング関係者で岩手の石巻に支援物資を届ける人のところへ、支援物資を届けにに行ってきます。

震災後に総務省に「物流早くなんとかしろ。海外からの人的支援(軍などの、特殊スキルを持った人たち)もあるんだから、日本が指揮をして彼らに手伝ってもらってはどうか?」と提案してみたのだけれど、ある程度物流経路が整ったと聞いていたがまだまだのようだ・・。
個人がやることではないよ・・・。こういうの・・・。
それでも、彼は「やる」と言っている。
私も「車出すので、一緒に行きます」とも言ったのだが、「ガソリンの問題もあるし、何より危ないから気持ちだけいただきます。自分たちはすでに1回行っているから、準備もできているから大丈夫」と・・。
  自分の無力さを感じました・・。でも、あきらめずにやれることをやってきます。

2011/04/03

準備:受け入れ準備の状況と、今できそうなことをやってみた!

意思表示をしたが、いまだに引き取りの具体的なアクションにつながっておらず・・。

そして、何より自宅の一部が被災したままなので、受け入れのためにもその片づけと新たな引受の意思表示をしたところどまり・・。
4/1までの間で山路徹さんを中心としたグループが福島原発の20Km圏内のペット達が順調に保護されているとのことだったので、山路さんにもTwitterで意思表示をしている。

が、うさんくさいと思われているのかいまだに何もなし。
自分の本気度も問われていると思うので、また違うアクションを起こしてみます。

さて、話題はちょっと変わります。
ここ最近、自分が被災者ではないにも関わらず、精神的に不安定になっているのに気が付いた。
何かと涙もろくなり、やる気が起きない、どこか上の空という、なんとも非生産的な状態に。
そんな中ではありますが、ダイビングの関係者で「チャリティイベント」が開かれたので、会社の帰りに行ってみました。

中村征夫さんのご子息でご自身も水中写真家の中村卓也さんが写真集を発売された。
当初はその写真集出版の記念イベントだったのだが、急きょ「チャリティイベント」に内容を変えて開催されたのでダイバーの端くれとして、東京にいながらできる復興への協力の1つとして行ってきました。
・当日の写真集の収益は全額東北震災に寄付 (中村さん)
・当日の飲食代の一部を東北震災に寄付 (お店)
という2者共同でのチャリティイベントとなった。

ここまでしている形も珍しいと思う。

会自体は、スライドショーで写真集裏話や関係者の方のスピーチ、同じテーブル内でみんなで歓談といった形で関係者の方からも「今の日本でこんなに元気なところがあったのか!」との声が上がるほど、盛り上がった。

水中写真家 中村卓也さん
※盛り上がった=不謹慎な盛り上がり方ではなく、みんな仲良く、わきあいあいと、静かながらも楽しいひと時だったという意味です。 よくある乱痴気騒ぎのようなものでは決してありません。

この会の主催者の方自身も、被災地に実際に行き、とあるプロカメラマンのご実家(ご家族は健在だったが、作品もある実家が被害にあわれた)の悲惨な状況を静かに、力強く語ってくださった。
その方も来週末物資輸送で岩手県 石巻市に行かれるとのこと。物資提供の申し出をし、必要であれば輸送も手伝うとの意思表示もした。





4.1,2で同じお店でダイバー関係者で同様のチャリティイベントがあったようだ。
そこでは、男性・女性ともに1人1つ物資を持ってくることが呼び掛けられていた。
個人だけだと、経済負担も高くなってしまうが、こういう形で大きな取り組みにでき、かつ何より参加者が「よし、もっと頑張ろう!」と思える場があるのが大変うれしく思った。

自粛。
すべき行動もあるだろう。
だが、「縮こまっている」ようにしか見えないのは、非・被災者がやるべき行為ではない。
逆に、被災者の方の分も経済活動なりに貢献しないと、日本がどんどん縮小していってしまう。

私自身も元気をもらえたので、ご友人同士でこんな形でやってみるのも面白いかと思う取り組みだったのでご紹介しました。